亀の井ホテル 阿蘇 キッズパーク ASO PHONE デザイン

2025
siro Inc.
展示デザイン

Date:
Client:
Category:


企画:松山 真也(siro)・森 隆太(siro)・秋山 慶太(ふしぎデザイン)
ディレクション・制作進行:森 隆太(siro)

画面 / キャプションデザイン:松下 裕子
英語翻訳:松下 裕子
什器デザイン:秋山 慶太(ふしぎデザイン)
什器詳細設計・制作:狩野 涼雅(siro)
板金・ブロック・ボール制作管理:山田 隆介(RYUSUKE YAMADA DESIGN)

ASO PHONE 親機
プログラム:片桐 崇門(siro)
レシートデザイン:松下 裕子

ASO PHONE 子機(ブロックver.)
プログラム:明石 瀬里奈(siro)
RFID開発:伊藤 潤(siro)・明石 瀬里奈(siro)

ASO PHONE 子機(ボタンver.)
プログラム:片桐 崇門(siro)
基板制作:森 隆太(siro)

ASO PHONE 子機(ラジオver.)
プログラム:鉄塔
機構設計・制作:鉄塔(Lenz)

ASO PHONE 子機(ボールver.)
プログラム:片桐 崇門(siro)
RFID開発:伊藤 潤(siro)
レール部設計:松山 真也(siro)・狩野 涼雅(siro)

すわるとしっぽが生えるイス
プログラム:松山 真也(siro)
設計・制作:松山 真也(siro)・狩野 涼雅(siro)
テキスト:渡辺 浩彰(VODALES)・松山 真也(siro)
イラスト:渡辺 浩彰(VODALES)

撮影:秋山 慶太(ふしぎデザイン)

熊本・阿蘇のリゾートホテル「亀の井ホテル 阿蘇」のキッズスペース「キッズパークASONIWA」のオリジナルコンテンツとして設置された「ASO PHONE」の企画・什器デザインを行いました。


亀の井ホテル 阿蘇は、自然の雄大な姿を楽しめる阿蘇山エリアのリゾートホテルで、ASO PHONEは楽しみつつ阿蘇の魅力を知ることができるコンテンツとして企画しました。背の高い「親機」と個性豊かな姿の「子機」4台で構成されており、親機が出す問いかけを子機を使って解決し、親機に戻って子機からもらったキーワードを伝えることでミッションクリアとなります。
親機・子機ともに漢字の「山」をデフォルメしたようなユーモラスなフォルムにデザインし、電話、ラジオ、ブロックなどさまざまな要素を入れ込みました。

5台のASO PHONEにはさまざまな形や要素が配置されているため、それらを可愛く、かつ整理されて見えるように形状や配置を調整しました。木製の本体と白いパネル、上部のカラー部品がポップな雰囲気を作り出しています。パネルは文字等も含めて極力シンプルにレイアウトし、レトロなオーディオやラジオからインスピレーションを得てデザインしました。またボタンやダイヤル、言語切替スイッチなどの部品も本体のデザインテイストに合わせて選定し、全体として統一感のある外観にコントロールしています。

ASONIWAの中には、siroが制作したしっぽイスも2台設置されており、同じデザイントーンのしっぽイスとASO PHONEが空間全体の楽しいカラーを生み出しています。

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